このサイトでは
就活、何から始めていいのかわからない!
出遅れてしまったよぉ~
といった方に向けて
最短就活準備をお伝えします。
前回は「まずはキャリアセンターへ!」という内容をお伝えしました。
ちず
キャリアセンターに行くとちょっと就活が前に進んだ気がしませんか?
「思い切って行ってみてよかった!!」
「思っていた以上の収穫があった!!」
という方もいらっしゃるのでは?
もうこのサイト見なくてもOK!という方もいらっしゃるのではないかと
正直、思っています。
私自身は昨年まで、学生の皆さんの就活を行政のスタッフとしてサポートしていましたが、
各学校どこもキャリアセンターにはとても力を入れておられる、というのが印象です。
まだ行っていないという方はぜひぜひ、キャリアセンターへ。
では次の段階へ進みましょう!最短で就活準備していきますよ~!
仕事の選び方
キャリアセンターへ行って、サポート内容、情報収集もした!
けど、
「どんな仕事に興味がありますか?」と聞かれて困った・・・、という方へ。
条件を考える
自分が興味があること、好きなこと、達成感を感じること・・・が「ピン」とこないのであれば
まずは条件から考えてみましょう。
ここで言う条件とは以下のようなことです。
- 勤務場所
- 通勤時間
- 就業時間
- 休日
- 給料
- 各種手当
- 福利厚生
上記の項目について、自分の希望を考えて、条件の整理をしてみましょう。
ポイントはできるだけ具体的に、です!
勤務場所🏢
出来れば近くがいい、と思う方が多いかもしれませんが
あなたが思う「近く」はどのあたりまででしょう?
通勤時間🚌
片道1時間まではOK?
ということは毎日、往復2時間です。
電車?バス?通勤手段は?
通勤時間を考えるとおのずと勤務場所も範囲が見えてきます。
就業時間🕘
9時就業開始だとして1時間通勤にかかるとすれば
あなたは毎日、何時に起きることになりますか?
家から最寄り駅、バス停まで、最寄り駅から会社までの距離・・・
また、もし残業となれば帰りの通勤手段なども変わってくるかもしれません。
休日📅
「週休二日制」が希望、という方は多いでしょう。
それは土日ですか?
企業によっては平日と日曜日、というところもあれば
平日で週休二日、というところもあります。
休日の考え方としては「年間休日」を必ずチェックしてください。
給料💷
額面給料から税金や社会保険料が引かれるため、手取りは額面よりも少なくなります。
自分が1ヶ月に必要な金額がどのくらいか考えたことがありますか?
現在、一人暮らしをされている方はわかりやすいかもしれませんね。
でも実家で家族と暮らしていると食費や光熱費などピンとこないですよね。
まずはあなたが1ヶ月に必要な金額がどのくらいか計算してみましょう。
携帯電話などの通信費、美容院や交際費、また将来への備え(貯金)など、
自分の必要最低限の金額を把握しておきましょう。
各種手当・福利厚生🖋
残業代、住宅手当、健康診断についてなど、企業によって様々です。
学生の皆さんにとってはわかりづらいところでもあり、見落とすことも多い項目だと思います。
「交通費は全額、会社負担が当たり前」と思っている方も多いのでは?
全額負担してくれる企業もありますが、上限が決まっている(1カ月5万円まで等)というところも
あります。
優先順位と見える化
上記の項目について自分なりに考えてみましょう。
そして、優先順位をつけてください。
例えばこんな感じです・・・
優先 順位 | 項目 | 希望 |
1 | 休日 | 土日祝日マストで休日希望(年間4、5回の土曜出勤はOK) |
2 | 給料 | 手取り18万以上 |
3 | 各種手当 | 交通費全額支給 |
4 | 通勤時間 | 片道1時間まで(家から会社のドアtoドア) |
5 | 勤務場所 | ○○市内、もしくは△△市●●駅まで |
6 | 就業時間 | 9時から18時までの8時間勤務(休憩1時間) |
7 | 福利厚生 | 資格取得支援制度はマスト! |
項目も皆さんでカスタマイズしてみてください。
「勤務形態」という項目を追加してフレックス制希望!や夜勤NGなどなど。
そして、各項目について皆さんの優先順位を考えてください。
このように、表にして視覚化することで自分の考えもクリアになります。
求人票と照らし合わせてみる
表が出来たら、求人票を見てみましょう。
学校に来ている求人票とあなたの条件を照らし合わせながら見てください。
すべて条件に当てはまる企業を探すのは難しいので、優先順位の高いもの
例えば表の優先順位1から5の条件に当てはまる企業を抽出してみる、あるいは
優先順位1から3の条件で抽出するなどして、ピックアップできた企業の詳細を順に見ていきます。
仕事内容を見て
「絶対コレは無い」「ちょっと気になる」「どちらでもない」の3分類にしてみましょう!
仕事選びと自己分析の同時作業
お疲れ様です!
ここまでの作業で時間もエネルギーもけっこう使ってますよね。
さて、もうひと踏ん張りです!
この作業で皆さんは仕事選びと自己分析を同時にしています!お気づきですか?
自分の傾向を知る
ここからは3つに分類した理由を確認していきます。
「どちらでもない」に分類したものは仕事内容がよくわからなかったものも多いと思います。
そして「絶対無い」「ちょっと気になる」に分類したものにはそれなりの理由があるはずです。
「なぜ嫌なのか」「なぜ気になっている」文章や単語でもいいのでメモしてください。
ここでのポイントは「ちょっと気になる」理由だけではなく「絶対無い」に分類したものが「なぜ嫌なのか」の理由も考えることです。
例えば「新規開拓の営業職」の「新規」が苦手なのか、「営業」が苦手なのか、
新規ではなくルート営業ならOKなのか、
営業が苦手なのであれば、営業のどんなところが苦手だと感じているのか。
ここを自分で理解しておくことが後々、ミスマッチを防ぐポイントになります。
「なんとなく」ではなく、自分で言語化しておくと、ほかの仕事を見るときのポイントにもなります。
このように「絶対無い」「ちょっと気になる」を整理していくと
自分の傾向が見えてきます。
自己分析はこれで完璧!とまではいきませんが、仕事選びと同時に
自分の得意、不得意についても少し見えてきたのではないでしょうか?
知らないを知る
さて「どちらでもない」に分類されたもの・・・
仕事内容がよくわからないから、という理由が多いのではないでしょうか。
厚生労働省所管独立行政法人「労働政策研究・研修機構」によると
日本にある職種の数は約1万7000種類以上だそうです。
むしろ、知らない仕事のほうが多くて当たり前ですよね。
でも、せっかく皆さんの「条件をクリア」してピックアップした企業なら
調べてみないともったいない!
「どちらでもない」に分類された求人票は「宝の山✨」かもしれません。
学校の求人ならキャリアセンターで質問すればきっと教えてもらえるはずです。
応募する企業をピンポイントに絞るよりも母数を増やすことでやはり、内定は取りやすくなります。
もちろん、多くの企業に応募するということはそれだけ時間もかかります。
なんでも数多く応募すればよい、というわけではないですが
応募したい企業がない、という前に知らない企業を知ることに目を向けてみましょう。
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